2015年12月27日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.8

26日にTBS系で「芸能30年史」?のような特番があり、興味深く拝見していました。

これに酒井法子さんの現在のご様子が映し出されて、おもわず歓喜!誌面などで彼女が、ディナーショーや地方での営業活動に勤しんでいたのは知っていましたけど‥「動くノリピー」、映像で姿を見ることができたのは、いつ以来でしょうか。

‥えぇ、何年経っても彼女をことを嫌いになれるはずがありませんとも。アレを見せられてしまったら、本当に---




【聖者の行進】のももちゃん先生が大好きでした。勤めたばかりの工場を追われ、半ば逃げだすように帰った自宅でも、自らの居場所がないのを悟った、町田永遠(とわ)。知的障害のある彼は途方にくれて、泣きだしてしまいます。

障害者たちにボランティアで「音楽」を教えていた、高校教師のももちゃん。その縁で知り合った傷心中の永遠にかけてあげた言葉が...


青い空はぼくの友達


正確にいうと、これはももちゃんの言葉ではありません。カスタネットの「カスタ君」に想いを乗せてみたのです。今、自分の周りに誰もいなくとも、青い空は君の味方、ずっと友達なんだよ‥そんなふうに、青色の紐を永遠の指に結んであげた、心優しき先生からの気づかいに、私までもが心打たれました。


ドラマ、作品の中での彼女‥‥。それは判っています。でも、あんな先生役を演じられるのは、「ももちゃん」を演じて画になる役者は、酒井さん以外にいないのではないか‥。【ひとつ屋根の下】の小雪役でも、彼女はそうでしたけど、とにかく優しくて、あたたかみがあって、ヒトらしいお芝居をされる方でした。

おそらくそういった認識が制作サイドにもあったから、酒井さんを配役したはずです。彼女が以前したためた「贖罪」によると、どうやらこのドラマの頃(1998年)はすでに、交際をしていた野島氏とも“プライベート”では離れ離れになっていたように描かれていました。

それでも酒井さんは‥彼女だけは外せなかった。ももちゃん役は彼女! ‥これと似た感覚、想いが氏にもあったのではないかと。あくまで推測の域を出ないのですが、昨夜の彼女の姿を見、今あらためて過去をそのように振り返ります。


中島みゆきさんが唄う「糸」が、現在にわかに注目を集めているそうです。【聖者の行進】のエンディングソングにも起用された同曲。ももちゃんが永遠に結んだ“糸”は、青い空に繋がっていた‥‥。各々のドラマのどこかにかならず隠されている「伏線」の数々‥。だから、野島作品は好き(笑)。氏が紡いだ物語を愛でる“見えない糸”は、私たちの心の中に、いつまでもあり続けます。

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2015年12月20日

「野島ドラマ」お気に入りセリフ Xmasスペシャル

窪塚洋介さん‥まもなく、ご結婚されるそうで!



おめでとうございます m(__)m




現在は、どちらかといえば「ミュージシャン」なイメージが、けっこう強いのですけど、10年前くらいまで‥筆者がもっともテレビドラマに熱を上げていた頃は、役者としても活躍されていました。


最初に彼の姿を見かけたのは【GTO】。反町さんの“元祖”の方で、クラス一の秀才・菊池善人役です。‥その、いかにも利発そうなマスクを芝居に活かさない手はなく、以降も「切れ者」タイプの人物を演じるケースが、非常に多かったような気もします。

“天才っぷり”を、劇中いかんなく発揮されていた【リップスティック】 【ストロベリー・オンザ・ショートケーキ】‥‥。そう、窪塚さんは「野島ドラマ」を語るうえにおいても、外すことのできない役者さんの一人。

この窪塚さんを含めて筆者は「ノジマ・3大ヨウスケ」と位置づけています。あとの二人は野島ドラマに多数ご出演されている江口洋介さんと、主演級ではないながらも、毎度強烈なインパクトを視聴者に与えてくれる、斉藤洋介さん(笑)...


今回は、少し早いのですが“クリスマス特別バージョン”として、その3大ヨウスケたちが世に残していった、個人的にお気に入りなセリフを、それぞれ挙げてみたいと思います。まずは祝福モードのK.YOSUKEから!


僕たちは、愛するために生まれてきました


【ストロベリー・オンザ・ショートケーキ】より。最終回、卒業式でのシーン。窪塚さん演じる佐伯哲也が、全校生徒の前で答辞を述べることに‥。2年留年していた彼が、そんな大役を任されるのも、何か不思議な気がしますけど、まぁそこは置いときましょう。‥そういえば金八先生でも、答辞は大抵“問題児”が務めてましたっけ(笑)

『生まれてきました』のあとにも、哲也の魂の叫び‥いや、愛の叫びがずーっと続いていくのですが、それは以前に触れたこともあるので、今記事では割愛させていただきます。(※1)

哲也は、答辞の中にある人への想いも込めていたのですけど、それは残念ながら通じず‥。ただ、この叫びが結果的に、のちの恋人となる沢村遥の胸を打っていたとは‥‥さすがの哲也も予想だにしていなかったでしょうね。K.YOSUKE発『愛するために生まれてきた』 実に野島ドラマ史の残る名言でした。


続きましてS.YOSUKE...


そのハイと言うのはイエスですか、それともたばこの灰のようなグレーなノーですか?


【世紀末の詩】より。斉藤さんがゲスト出演された第二章「パンドラの箱」は、同作品で1、2を争うほど、好きなエピソードです。花火会社の営業をしている、いわく、お世辞にも色男とはいえない興梠一郎役。彼が盲目の恋人・鏡子にプロポーズしているシーン。

結婚してください!の問いに対し、鏡子の『はい』という返答を受けてのものなんですが、なんかコレ‥すごく回りくどくないですか。私も、いちばん最初に視聴したドラマのときはよく判らなくて、小説で“活字”として見て、ようやく理解したほどです。「はい」を灰、グレーなNOって(^^;

別にこんな言い方をしなくてもいいと思うのですが、外見に似合わず?わりとロマンティックな興梠らしいな〜とも、後から思いました。なんたって打ちあげ花火の名前に「トゥルーラブ・フラワー」 ‥ですものねぇ(笑)


トリはE.YOSUKE。もうここは「あんちゃん」に登場してもらうしかないでしょう...




そこに愛はあるのかい?


出た! って感じ?我ながらベタだと思いますが、野島ドラマでの江口さんといって、誰もが真っ先に思い浮かぶのは、この“決めゼリフ”ではないでしょうか。とにかく、ストレート。実直なあんちゃんの性格がよく表れています。

印象が強かったからこそ、【ひとつ屋根の下2】バージョンの『心にダムは‥』は、正直あまり好きではありませんでした。ダムより、ぜったい私は「愛」派(笑)。できたら元のままであってほしかった!

今パッと出てきませんが、江口さんなら【愛という名のもとに】なんかにも、おそらくソレっぽい発言はありそうですよね。野島ファンの皆さま、年末年始のお暇な時間はDVDを見返すなどして、数ある名ゼリフの「確認作業」を行ってみてはいかがでしょうか^^


≪関連≫
(※1) 卒業生へ 「愛する人をさがしに行こう」

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2015年12月13日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.7

一億でも十億でも構わんぞ


ちなみに「億」円。一億円でも、十億円でも私は出しますよ、という意味。‥そうです。NOJIMAワールドでこんな言葉を切りだせるのは、この人以外他にいません。KAMIYAグループの御曹司、神矢征司(かみや・せいじ)さま。「この世の果て」より...


神谷という男も、けっこう「名言」っぽいセリフが多かった印象です。憶えているのは『一度に10人と男と付き合える女より、同じ男と10年付き合える女が好みでね』 でしたっけ?‥これと迷ったのですが、自分が実際に口にしてみたいのは、やっぱり‥くだんのセリフになりますかねぇ今は。

ドラマを見たことがない人のために説明すると、シチュエーションとしては、金目当てにゆすりに来た男に対して、まったく動じることなく言い放ったときのものです。「好きなだけどうぞ」と、云わんばかりに小切手?とペンを男の元に残し、クールに部屋を出てゆく神谷‥‥。まるで器のちがいをみせつけてくれました。完全に神谷の貫禄勝ち(笑)




「神谷」役の豊川悦司さん


これと似通ったセリフが「ひとつ屋根の下」にもありましたね。妹が一時的に勤務したキャバクラ店で“ちぃ兄ちゃん”が、あんちゃんに向かって言った‥‥『なんなら店ごと買い占めようか?』 にも、しびれましたけど、あの時点でのちぃ兄のポジション(医学生)からすると、いささか“現実的”っぽくはなかった(^^;

その点、神谷なら十二分に、現実味を帯びています。‥ただ、一億の十倍。“十億”の金を動かすのは『さすがに彼ひとりのチカラでは無理だろう』 そんなふうに放送当時の私は思ったりもしてみたのですが、つい先日「現実社会」で起きましたね。

Facebook創業者の、ザッカーバーグさん?55000億円を寄付したとか、もうビックリ!この‥どこか国家予算並みの超大金を前にしては、神谷の十億円でさえも、かすんで見えてしまいます(苦笑)。まさにケタちがい。


開いた口が塞がらなくなったところで、話題を「この世の果て」に戻します。神谷をゆすりに来た男・高村士郎。彼の本当の目的は、居候していた女性の海外旅行の夢を叶えてあげるためであったかのような描写の仕方でしたが(そう、根は悪い人ではなかった)、実際、彼女はどうなったのでしょうか。ドラマはもちろん、小説版でも“その後”は描かれていませんでした。

というか‥‥そもそも、高村が本当に神谷から金を受け取ったのかも、謎のままです。あのときの状況からすると、神谷からコトの「真実」を告げられ、すべてを知ってしまった高村は、相当な絶望感に打ちひしがれていましたからね‥。これらは視聴者(読者)の想像に、各々委ねるしかありません。

絶望はしたけれど、世話になった居候女性のために「旅資金」の名目で、けっきょく二、三百万円くらいは調達したのでしょうか。筆者のような“庶民”が考えてしまうことは、こんな程度のもんです、所詮(笑)


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2015年12月10日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.6

真理子だけは特別。スペシャルってやつ。発音してごらん、スペシャル 


「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」より。21世紀の幕開けとともに始まった、野島ドラマです。どうして私はこんな素敵なドラマを人生の一番“いい時期”に見ながら、その後‥もう少しまともな恋愛ができなかったのでしょうか!
今、あらためてそんなふうに思ってしまいます。誰かに恋をする愉しさ、そこから両想い‥「愛し合う」に発展するまでの難しさや歓びを“ピュア”に伝えてくれた作品は、自分にとって【S・O・S】以外、他にありません。なのに、どうして私は...





久々に燃えるような恋をしました。でもそれは、辛くて苦しい片思い‥。結ばれることはないと薄々知りながら、でも、彼女と会える日々の歓びの方が勝っていたのです。それくらい特別に想えた「特別な人」との出逢い...


作中、佐伯哲也が想い続ける特別な人は、英語教師の真理子でした。愛する彼女と一緒にいるために「留年」という手段を使って学校に留まり続けます。本当はもの凄く頭がいいのに、こと年上の真理子に対しての彼は“道化者”のように振るまっていました。そこでのひとコマ、ワンシーンにあったのが冒頭のセリフです。

文字にすると淡泊に見えますが、ドラマではもっと『スペシャぁる』 という感じだったでしょうか(笑)。特別を「スペシャル」と置き換えたのは英語の教師をする彼女への当てつけもあったのですが、なにか“らしさ”が出ていて好きでした。


その哲也は真理子を、真理子はまた別のヒトを想い‥‥。この作品に共通していえるのは、登場してくる人物がそれぞれ“片思い”をしていました。【S・O・S】がよかったのは、描写の仕方からいえばもっとも可能性が低そうにみえた入江マナトのみが、当初の恋を「成就」させている点です。いくら当ドラマの主人公といっても、思いを寄せていた唯(ゆい)の、哲也への熱の上げ方といったら、ちょっと尋常ではなかったですからね(^^;

唯も大好きな彼を振り向かせるための努力を必死に続け、一時はいいところまで行きました。マナトも、くじけそうになりながらも唯を想い続けることで、最後は見事に夢叶えました。両者にいえるのは、どんなに辛くとも、最後まで諦めずにいれたこと。諦めずにいたら‥‥恋愛でも「奇跡」は本当に起こりうるのかもしれません。先日も片思いの相手に手紙を40通も送った‥そんな役者さんがいましたけれども(笑)


これまでの私は簡単に諦めていました。根底にあったのは、恋愛によって心に傷を負いたくなかったからでしょう。あるいは、そこまで「特別な人」ではなかったのか‥。今となってはそれは分かりません。ただ、現在進行形である今の自分にもいえるのは「諦めない」とは、また少し違いますかね。奇跡を信じて「願っている」という方が適切でしょうか。

たしかに存在している彼女のことを想うと、強くもなれます。いつかまた、以前のように逢えることを美しい冬の星空の下で願っていると、本当に奇跡が起こりそうな気がしてきて、毎日をがんばれます。マナトの声でナレーションにあった『だから、君のことを忘れないよ』 右に同じ。‥人を好きになるって、あぁなんてすばらしい!!

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2015年12月01日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.5

特に僕は、人間の本性を観察するうちに、神に近づく錯覚さえおぼえていきましたからね


“お気に入り”というか、これは相当な名(迷?)ゼリフだと思うんです。新見悦男、あの「最後の対決」を前にしたクライマックスシーンでの発言‥‥。【人間・失格】より。


何しろ“ネ申” ですもの。自らを「神格化」した人間を、筆者は彼以外に存じあげません(笑)

ただ、神まではいかなくとも、傍から見て純粋に凄いなとは感じましたよ。よもやのコンパクトを万引きし、それが発端となって警察にマークされるまでは、もうすべて、新見の思うがままに事が運んでいた‥。たしかに“世界を支配していた感”はありましたから。

さすがに神というだけあって、発言ひとつをとっても何か知性の固まりを思わせるようなものも多かったですし、教師という職業柄?言葉づかいに品があり‥。だからなのか、ある種“憧れ”にも似た感情を、彼に抱いていたのも事実です。

狼狽すると何かにつけ、『僕はカメラを撮っていただけ』 『シャッターを押しただけ』の一点張りになるのは、少しカッコ悪かったですけれど(笑)。多種多様な「野島ドラマ史」においても、新見のキャラ性・特異性は個人的にも、5本の指にはあげられます。




↑往時の悦ちゃん

“盗癖”は病によるものだと、大場誠に弁明していましたが、実はコンパクトのくだん‥「小説版」でこう表現されています。

気持ちが高揚してくる。結局俺は自分以外の人間を愛することはできないのだ、と思った。金色のコンパクトを、手で強く握りしめる ※「第十章 残された標的」より

要するに、鏡に映った自分に見惚れてしまったのよ、新見先生は‥と^^;

リアルタイムでの放送から約20年。未だに理解できない彼の行動がひとつだけあって、ドラマの第1話かな。職員室にやってきた転校初日の誠に対し、胡散臭い挨拶をした村田先生のシーン‥ありましたよね。あのとき、新見がやたら嫌悪を露わにした表情をしているんです。一体なぜなのでしょうか。

理由を判る方がいたら、教えてください。‥若干マニアックですみませぬが(笑)


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