2016年02月23日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.16

頭のよくない言葉づかいをされるヒトは、正直あまり好きではありません。


たとえば近ごろワイドショーを騒がせている、女の方のブログを眺めていて、思いました。自らを名前で呼んでいる‥‥つまり一人称に「私」とか「僕」ではなく、『Kは』なんて具合にしている方と合いますと、私は虫唾が走ります。正確にいうと、この事象については以前そうでした。

その女性の文体に触れていくうち、どこか懐かしい感情を覚えて、記憶を辿っていきましたら、好きだった彼女にも時おりそういったところが見られ、一人称に下の名前を用いることがあったのです。

‥不思議なものですね。彼女の場合、虫唾が走るどころか、それすらも愛おしくて。隣で聴いていてドキドキしたほどです。私は自らを『A』と呼ぶ、そのヒトのことが好きでした。

そういえば彼女の歯は白くなかったと思います。女性の歯はなるべく白色であるべき‥私に変な固定観点があったものですから、まったく気にならなかったといえば嘘になりますが、次第にそれも気にならなくなりました。多少歯が黄色くたっていい。タバコを吸っている彼女ごと、愛していた...

あばたもえくぼ。とは、昔の人もよくいったもの。他人から見たら欠点と思われることが、何とも思わなくなります。むしろ、好きになってしまいます。恋愛期間中“好きになった方”は、おそらく魔法がかかっているのでしょう。そのヒトの本当にすべてが、ただただ愛おしくてたまりません。


だから、彼女にまだ私の知らない顔‥たとえ、どんな過去を持っていたとしても、揺らがずに受け入れられる自信があります。それらを含めて、今いる彼女を好きになったのですから。ヒトを“愛する”とはそういうことなのではないでしょうか。恋は冷めても、愛は上にあがっていくだけ‥‥。そこに到達するまでが、なかなか難しいのですけれど(苦笑)

あのセリフを思いだします。


いいんです。ボクは、この人を思っているあなたごと、抱きしめていきます

【101回目のプロポーズ】より。これは主人公である達郎の「覚悟」の表れです。想いを寄せる薫は死別したフィアンセを忘れずにいた‥。ようやく前を向いて歩きだしたとき、達郎のプロポーズを受けます。ちなみにここでのプロポーズが、かの有名な『ボクは死にません』 ですね(笑)

でも達郎は、ムリして忘れることなんかないんだよ。ボクは今の、彼を忘れられずにいるあなたを含めて愛している。これからも、ずっと愛し続けていく...


受けとめるとか、守り抜くではなく「抱きしめる」と言っているあたり、達郎の知性とセンスの良さを感じます。‥演じた武田鉄矢さんが口にしますと、なにか金八先生と重なってみえてしまう部分も、なくはなかったのですが(笑)

「抱きしめる」覚悟‥‥その覚悟だけは、今の私も強く、持っています。

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posted by はむ at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

野島伸司氏の今後に望むこと

台詞関連の記事は、いったんここで小休止。最終的には「Part.100」くらいまでは行きたいと思います(笑)


と、いいますのも4月から始まるフジの新ドラマの中に、野島伸司さんが手がける作品があるそうなんです。 【私のママはアメリカ人】‥だったかな。誌面を確認しただけで、今!ネットで検索してもどこにも出てこないので、もしかしたら、このタイトルは違うかもしれませんけれど(笑)

芦田愛菜さんと、シャーロットさん?‥おふたりが娘と母親役なのか、詳細は不明ですが、主演であるのはどうやら間違いなさそうです。芦田さんといえば【明日、ママがいない】の“男勝り”な演技が記憶に新しいところ。社会問題にまで発展した?あのドラマも、もう2年も前になるのですね。大雪のあとのロケーションが妙に印象深いです。

ところで、「明日ママ」を野島ドラマの枠の中に含めていいものなのでしょうか。正確には脚本・監修でしたっけ。【家なき子】での“企画”という括りも何物なのか、視聴者にはいまいちピンと来ず、けっこう曖昧でしたけれど(笑)。‥ただ、新ドラマにかんしては、歴とした「野島脚本」のようですよ。


芦田愛菜さん。少し前の週刊誌だったかな。『すっかり美少女になった』そんな記事も目にしましたが、久方ぶりに拝見できる彼女の姿というのも、楽しみな部分ではあります。それと、前述のように前作ではずいぶんと逞しい女の子を演じられていたので(笑)、年相応の愛らしい愛菜さんを見てみたい気もしますね。




4月からのクールで始まる野島ドラマだと、筆者が記憶しているかぎりでは【ひとつ屋根の下】、それと【リップスティック】【ゴールデンボウル】‥くらいでしょうか。総数のわりに、あまり多くないんです。春は、現実社会でも新生活を始める方が多いので、わりと「ドラマ」になりやすいような印象も受けるのですが、意外ですよね。個人的には1月からのクールが名作揃いで、好きかも。

【ひとつ屋根の下】は“まさに”でしたが、主人公が鑑別所で迎える【リップスティック】については、ちょっと新生活とは、なかなか言いがたいでしょうか(苦笑)。その点、新作はタイトルからして新生活臭?がプンプンとしてきます。ホームドラマ、確定的な。


でも、NOJIMAファンの皆さん。どうでしょう...

私自身は、もう分かりやすいくらい“コッテコテ”のラブストーリーを見てみたいんですよねぇ、欲をいえば。野島さんが描く男女の恋愛物語。‥久しくそういうのないじゃないですか?

アットホームも社会派もいいけれど、もっとこう『恋愛っていいな』『自分も結婚したいな』そう思わせてくれるようなドラマ?‥本当にいい作品なら、昨今の若者の「結婚離れ」にも歯止めをかけられると思うし、野島さんならそういった作品をきっと生み出せるハズだし。

脚本家としてブレイクされる前は【すてきな片想い】とか【愛し合ってるかい!】ですとか、比較的「直球」な恋愛モノがたくさんありました。バブリーだったあの頃と、今とでは時代が違う!と思われる方もいるかもしれないけど、逆に、恋愛の素晴らしさを色んなヒトに知ってもらいたい今こそ!やるべき。

【101回目のプロポーズ】なんて、ほんと、涙でてきますから。勇気まで頂けちゃって(詳細は過去の記事を読んでね)。かならず恋愛したくなります。誰かを一途に愛してみたくなります。‥まだ「成就」させていない私が、こんなこというのもナンですけれど(笑)

新作が放映される前からで恐縮ですが、当時のようなラブストーリーを、もう一度だけ‥野島作品をよく知らない今の人たちにも見せてあげてください。私からもお願いします。


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posted by はむ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 野島的雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.15

「時間が解決してくれる」 よくそう口にする人がいます。


あれからしばらく時間が経ち、「喪失感」も徐々にではありますが、たしかに薄らいでまいりました。でも、やはり女々しい私はダメで、好きだった彼女のことを想って苦しくなってしまいます。それは、たとえばこんなとき...

先日、髪を切りに行きました。いつも、そこまで極端に髪型を変えることはありません。にもかかわらず“彼女がいた頃”は、その髪を切った自分に毎回気づいて『短くしたね』などと、声までかけてくれました。

彼女にとっては、ただ単にコミュニケーションの一環であったのだと思いますが、その行為、わずかでも私に関心を持っていてくれることが、たまらなく嬉しかったのです。髪を切ったことに気づき声をかけてくれる異性‥大好きだったあの彼女も、今、自分の近くにはおりません。

もともと、歳が十も下でありながら、それでいて妙に「世話好き」なところがありました。そこがまた、たまらなく愛おしくて、同時にどこか“懐かしい”感情も覚えた。‥たぶん、いつも幼き日の私の手を引っ張って歩いた幼なじみのミー子と、彼女の姿が重なってみえてたから。ミー子の“幻影”を、私は彼女に見ていたのです。


変わった自分を見てくれる、いちばん見せたい相手がいなくて、虚しい‥‥。髪を切るのは自分のためだし、また、新たな恋を獲得をするための手段といいますか、わかりやすい「表現方法」でもあるのに、いなくなったヒトのことを第一に考えてしまうのは、まだまだ何事も“彼女本位”でいるのでしょう。そんな自分がつくづく嫌になります。


しかしながら、彼女との出逢いによって、私は根本から変わりました。『かっこよくなりたい』 大人になるにつれ、いつしか失われていた「美」への切望が、ふたたび湧き起こったのです。

いうまでもなく彼女を振り向かせるためであり、お付き合いできた暁に、恥ずかしい男でありたくないといった、いささか不純な動機(苦笑)。‥それでも何でも、私はかっこいいヒトになりたいと、身体の芯から思うようになりました。


彼女と向き合える日がくるのかどうか、誰にも未来は分かりません。ですが、彼女との出会いは自分自身にとって、大きなプラスであったと感じます。彼女と巡りあえなければ、あのまま萎れていった可能性も否めないでしょう。

ヒトとして、男として、もう一度輝きたい。輝いてみたい‥‥切にそう思えたのですから、たとえこの先、どんな未来が待ち受けていようとも、私は彼女という唯一の存在に感謝しなければなりません。


なにかしようと思ったときから、人は、もう変われたんだと思います


【101回目のプロポーズ】より、岡村涼子が達郎に贈った“労い”の言葉です。愛する薫を喜ばせたい‥ただその一念で、サラリーマンである彼が縁もゆかりもないピアノを習い始めて、本当にショパンを弾いてしまいました。

もちろんこれは架空の話ではありますけれども(笑)、ヒトが恋をするときに生じる、凄まじいパワー。その力は絶大です。想いが本気であればあるほどに...

道すがら。自分の場合、まだ本当に変われたのかどうか分からない、「主観」でいってこのセリフを伝えること自体、若干抵抗もなくはなかったのですが、本気にヒトを恋した私はきっと“変われる”‥今は、そう信じています。



※台詞ばかりの単なる「ノベライズ本」ではありません。達郎や薫、それぞれ登場人物の視点からみた心情もよく描かれていて、小説として読んでも非常に面白いです!おすすめ。


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2016年02月05日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.14

笑ってあげてください。


私は、指環をしています。まだ誰にも打ち明けたことのない告白をすると、実は「ペアリング」と呼ばれるもので、あれをまいにち指にハメています。

だから、周囲のヒトからはどうも恋人がいると思われているようなのですが、現在はいません。それなら、どうしてそんな代物を身につけているのか。理由はひとつ...

心に決めたヒトがいるから、です。

‥ペアリングなので、傍らのリングが当然もう一個、私の手元にあり、それをいつか、大好きな彼女に手渡す日まで、自分が“預かって”います。‥もしかしたら、そのリングを渡せる日は永久に訪れないかも知れません。‥そのときはそのときです。ただ、リングを見、幸福な日を夢みながら、彼女のことを諦めきれない自分を、いつも奮い立たせて日々の仕事に精を出しています。




さすがに「刻印」はしておりません(笑)


このことを告げると、たいていのヒトは苦笑するでしょう。可笑しいでしょうか?‥可笑しいですよね。状況的にみて奇跡でも起こらないかぎり、リングを渡せない可能性が高いのは、あきらかであるのに。

ですが、やはり今の私は以前にも書きましたが、ヒトを好きになる回路が失われてしまっている状態‥。彼女以外、おそらくもう、誰も愛せないのです。これなら彼女を想い続ける「結晶」として、指輪をはめ続けていることも、道理にかなっているでしょう?したがって万が一、私が他のヒトを想えることができたなら、指輪は外します。外してまた別のものをつけます。


会えない彼女をこちらだけが、ただ一方的に好きでいる‥‥。最近少しだけ、後悔もするようになりました。あの別れの日に、想いを告げるべきであったかどうか。彼女の想う相手が他所にいるのはなんとなく知っていたので「YES・NO」の結果がどうのではなく、自分ひとりのケジメの問題です。

あのときはこのまま彼女を想い続けることも、ひとつの「美学」とも、思っていました。しかし、いかんせん私は彼女のことを、今までのヒト以上に好きになりすぎていた‥‥。愛するヒトと会えない日々が、これほどまでに辛いものとは考えてもみませんでした。相手のそばにいて、送ったり送られたりするのが、愛‥‥。今、それを痛切に感じています。

いっそこのサイトのURLを教えようとも、一瞬考えました。けれど、NOJIMAを謳ったファンブログで、そうした個人的なことに利用するのは気が引けるし、バチが当たりそうなので(笑)、止めておきました。その代わり、彼女への溢れる想いを、時たまここで綴らせてください(ここのところ毎回ですが)


こんな思いつめた年増の男ですから、NOJIMAドラマの、あの“有名すぎる”台詞には、当然のごとく私も憧れはあります。


僕は誓う!五十年後の君を、いまと変わらず愛してる


【101回目のプロポーズ】より。星野達郎、一世一代の告白!‥といっても受け売りなんですけど(苦笑)。彼女と再会できた暁には、自分もこれに近い台詞を口にしてみたいですねえ、重たくならない程度に。恋人をしびれさす決めゼリフを、私も人生に一度くらいは。

自分の場合、あと五十年も生きられる自信はないので、四十年にしておきましょうか。‥はい。そういう問題ではありませんね。すみません!ただ、達郎とちがって指環を海に捨てることなく、私は大切に保管しておきます。あのドラマのように、まっすぐ想い続けていれば、いつか「奇跡」は本当に起こるかもしれませんから---


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2016年02月02日

「野島ドラマ」お気に入りセリフPart.13

こんな想像をしたことがあります。


たとえば女性が席についてお酒を提供する店、そこに彼女が‥私の好きな人が働いていたとして、自分が客として行く。且つ、それまで彼女の存在すら知っていなくて、きょうが初対面です。さて、私は何を思うのでしょうか。

あらぶる魂を、まったく先入観を持たない他の男の目とすりかえ、(仮)ホステスとなった彼女を覘いてみますと‥‥おそらく「並」。ハズレ、とまではいかないまでも、トキメキを覚えることもないでしょう。なぜなら彼女が“絶世の美女”ではないから。彼女を好きな私がいうのも変ですが、冷静に、そう認めざるを得ません。


「一目惚れ」なんて言葉があります。けれど、自分の場合それでもなかった。出会った瞬間に恋心を抱く‥そんな美談が本当にあり得るのか、どうも疑わしくなるのですが、実際そういった話をされるヒトが、この世の中にはいるので、なくはないのでしょう。私が経験をしていないだけ‥。

ここまで彼女に惚れてしまった理由、根源を辿ってみますと、ミテクレなどでは決してない、やはり「魂」を愛していた‥‥これに尽きます。出会い、魂が寄り添っていく過程で、次第に恋愛感情を持っていた‥のが自分。ただ彼女は、そこまでには至らなかった。男女間における恋愛の難しいところです。

‥気づいていないのがほとんどで、おそらく多くの夫婦が、このケースに当てはまるのではないでしょうか。外見に「恋」はできても、愛情を抱くのは、総じて相手の心‥「魂」に触れてから、なのです。ようやく私は、それを理解しました。


ミテクレは限りなく似せられても、魂は唯一無二で、彼女だけのもの。同じなんて、絶対にありえない。たとえ、それが彼女の「クローン人間」であったとしても‥。クローンにまつわる、印象深い話が【世紀末の詩】にありましたよね。

自分だけを見てくれる。クローンは自分だけを“無垢”に愛してくれる。離散した家族と、同じ外見をしたクローンを生成。その魅力に取り憑かれていた狂気の研究者を相手に、主人公の亘は、それが「偽物の愛」であることに土壇場で気づきました。決心し、彼が想いを寄せる羽柴里美に、あらためて“告白”したときのセリフがこちらです。


振り向いてくれなくたっていい!僕が思っているのは、あなたがこの宇宙で唯一のあなただからなんだ!この目をつぶしても、あなたは宇宙で唯一の一人だけなんだ! ※第八章「恋し森のクマさん」より


‥深いです。もし、私が亘と同じ状況にいたとして、クローンを提供すると言われたら‥少し迷いますが(笑)、“本物”と同じように愛すことはできないと思います。だって彼女は、彼女ひとりでしかないから。

セリフ通り。発した言葉‥話し方‥タバコの吸い方‥あんまりオシャレじゃないところ‥にじみ出る優しさ。ちょっぴり機嫌が悪そうな日も、ぜんぶ含めて、私と同じ時間(とき)にいた、彼女を愛しています。肉体ではない、彼女の魂を、ただひたすらに...


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posted by はむ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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