『のび太みたい』
中学1年のとき、同級生のひとりから言われました。
たぶん冴えなくて、取り柄もなくて‥って、意味なんだと思います。
スネ夫のように家が金持ちじゃなかったし、ジャイアンのように腕っぷしも
強くなければ、出来杉君のように勉強ができるわけでもなかった。
たしかにあのころのボクは“のび太タイプ”だったかもしれません。
‥ドラえもんのいない、のび太。
飯森則子(ノリ)のセリフが当時の記憶を呼び起させました。
「愛という名のもとに」第2話。
『あたし、何にもないから!』
何にもないから、小説家志望の塚原純の夢に乗っかってみたい‥
大人になった現在(いま)だからこそ、このセリフがよけい身に染みました。
のび太だったボクが、思いもしなかった発想。
成長するにつれて「何にも持たない」自分に苛立ちを覚えていたあのころ。
“何にもない”んじゃなかったんだ。
きっと‥
【何かを見つけようとする、努力すらしていなかった】
ボクには「ドラえもんがいないから」と、ただ現状を嘆いてるだけでなく、
ノリのように「何かに乗っかって」探していくのも、悪くはありませんね。
その先に“何かがある”のを信じて。
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